昨年6月に猪苗代にある天鏡閣に行きました。
明治41年8月に有栖川宮威仁親王殿下の別荘として建てられました。
翌月、大正天皇(皇太子の時)が来られて、天鏡閣と命名されたそうです。
昭和27年福島県の管理となり、昭和54年国の重要文化財に指定されました。
ルネッサンス様式の木造洋館です。
明治・大正期に作られた建物は、木造でありながら洋風建築で、床や壁紙、天井飾りなどとても丁寧で細かい職人技が素晴らしいと毎回思います。
皇族の別邸は、どこもそうですが、調度品も素晴らしいです。
各部屋から押しボタンが押されると、廊下にあるこれらにつながっていて、召し使いを呼び出すことができるもののようです。
明治の会津もめんのドレスを来て、写真撮影やドレスのまま館内を見学できます。
こんな細いドレスが着られる若い頃に来たかった❗