蓑沢彼岸花公園に行った日、近くの道の駅 東山道伊王野に寄りました。
蕎麦処の水車館の裏手に直径12mと直径5.6mの親子二連水車があります。
わたざわざ見に行かないと見えません。
この水車で、巨大石臼をひいて蕎麦の実を潰し、その蕎麦粉から蕎麦を提供しています。
蓑沢彼岸花公園は那須町と福島県の白河の県境近くで、車で10分程のところに白河関跡があります。
その隣の白河関の森公園にも寄ってみました。
園内には芝生広場やわんぱく広場があり、親子連れがたくさん遊んでいました。
水車小屋がありました。伊王野の道の駅の水車に比べるとちょっとガッカリですが、こちらは予約制で蕎麦打ち体験をする小屋のようです。
白河地方の直家(すごや)造りの茅葺き民家をそのまま移築した「ふるさとの家」です。
中は囲炉裏やかまどなどがあり、大黒柱や太い梁が立派でした。
ふるさとの家の裏山は里山ゾーンになっていて、いろいろな木が植えてあり、花の季節や紅葉の頃が楽しめそうです。
奥の細道で知られる松尾芭蕉と弟子の曽良の像がありました。
白河関は欧州三古関の一つで、奈良から平安時代頃に機能していた国境の関だと説明があります。
関跡の方は行かなかったのですが、関としての役目がなくなってからは歌枕(和歌の名所)として、歌人や俳人が多くの和歌や俳句を残している場所のようです。
1966年(昭和41年)国の史跡になっています。
今年の夏の甲子園で優勝旗は白河の関を越えられなかったとよく聞きました。
なので、江戸時代あたりのものだと思っていたら奈良から平安時代のものだったのですね。
公園にコスモスが、すっかり秋ですね。