昨日、福島県白河市にある南湖公園に行って来ました。
南湖(なんこ)は、第3代白河藩主松平定信(江戸時代中期)が1801年に築造した日本最古の公園で、国指定の史跡・名勝です。
南湖の周りには紅葉が見頃でした。
南湖は、溜池として周辺の田畑を潤す機能や異国船の警備のため藩士の水練・操船訓練の目的もあったとされ、当時としては他にない庭園であったそうです。
松平定信が南湖に17の景勝地を定め、1820年に17の歌碑を建てました。
仙台石に刻まれた歌碑が今も残っていました。
南湖の真ん中に『御影の島』という島があり、そこに白鷺が休んでいました。
よく晴れていたので、遠くに那須連山が見えました。
南湖公園の一角にある回遊式庭園の『翆楽園(すいらくえん)』は、有料ですが、せっかくなので入ってみました。
こちらの紅葉も素晴らしかったです。
池の周りを紅葉を撮影しながら遊歩道を一周します。
これは、『糸もみじ』とか『モミジ 琴の糸』と呼ばれる細い葉のモミジです。
赤の世界に入り込んだような場所でした。