佐渡2日目は神社仏閣巡りをしました。
まずは、『清水寺(せいすいじ)』です。
京都の清水寺(きよみずでら)に模して清水の舞台があります。
入口は『仁王門』。両脇の仁王像を見忘れました❗
このお寺の『仁王門』『中門』『本堂』『鐘楼』は佐渡市指定有形文化財です。
杉林の参道の石段を上ります。振り替えって仁王門。
そして『中門』が見えてきました。
厳かな雰囲気の杉林の参道です。
『本堂』の舞台が中門から見えてきました。
期待が高まります。
中門をくぐり境内へ。中門はちょっと痛みが激しいです。
清水寺は、808年の創立とありますが、近年までの詳細はわからないらしく、江戸時代中期から末期に15棟の堂宇が再建、建立されたと考えられているようです。(佐度の文化財より)
中門の正面に『本堂』があります。
調べると『観音堂』と言われているものもありますが、佐渡の文化財によると文化財に観音堂はないので、本堂だと思います。
本堂は奈良の長谷寺や京都の清水寺と同じ懸造です。1730年建立の棟札があり、仁王門、中門から本堂に直線に並ぶ伽藍配置はこのお寺の独特のものだそうです。
草に隠れていた石段を上って本殿へ行けます。
正堂と礼堂がひとつ屋根に納めた造りです。
本殿内部です。
舞台から中庭を見渡せます。
中門の隣に鐘楼があります。
『鐘楼』は、1785年建立の棟札が残っていて、建築年の明らかな鐘楼としては佐度最古のものだそうです。
鐘はありませんでした。
本堂の隣に建物が見えました
『地蔵堂』です。
更に奥にあったのは、『大師堂』です。
どちらもこのままでは朽ち果ててしまいそうです。
中庭から奥に進むと大講堂(ここを本堂とする資料もあり)がありました。
どこにも人気はなく、住職さんはどこにいるのでしょうか?
文化財もあるお寺なのに管理はなされていないのか心配していまいます。
佐渡の神社仏閣はどこも自由に拝観でき、拝観料を取るところも少ないです。
古い文化も守られていかないとどんどん廃れてしまいます。寂しいことです。